少し前に長期金利が上昇しそうだという話を書いたのですが、それに対して、今日、日銀総裁が記者会見で、「ボラティリティが過度に拡大することは回避しなければならない」と、金利の急上昇を容認しない考えを示したそうです。
さらに、「今後とも債券市場の動きを十分点検し、必要に応じて弾力的な国債買い入れオペレーションを行う」と続けたそうです。
インフレターゲットが達成されるまで金融緩和すると言っているのに、弾力的な国債買いオペなんて、ありうるんでしょうか?まあ、「言うことだけはできますから、言っておいた」、ということでしょうか?
「長期金利の上昇はインフレより遅いはず」と思っていたのですが、そうでもないかもしれません。そうすると、ローン返済が苦しくなってくる可能性もあります。
気が抜けません。
株も金利も為替も動きが大きくなって来ましたね。
賃料が上がらない中での金利上昇は確かに怖いのですが、短期金利は日銀がコントロールできますし、変動金利はまだまだ上がらないのではないかなあと、期待も込めて考えております。
零細オーナー様、コメントありがとうございます。
私も、短プラは抑えるだろうと思います。
しかし、経済的変数の全てをコントロールするのは、素人の私には難しそうに感じられます。どこか小さな暴走の後に、大きな暴走があるかもしれません。
首相も日銀総裁も頑固そうですので、私は、(景気がよくなるということではなく)monetary inflation→price inflationの流れはあるだろうと踏んでいます。
それが、幸せなことかどうかは、別問題として。