2007年晩夏、不動産業者現る2

どうにも気持ちが晴れません。

「これは」というインフレが来るまで、利子は上がり、毎月の支払いも多くなります。日本の経済も上向きで何年かたてば売却益も出るでしょうが、それまでがんばらないといけません。

まあ、インフレが来ないと困るが、早く来ないとこれも困る、という、どうにも困った気持ちです。彼女が来て、当然毎月の出費も大きくなっています。

後は、何ができるのか、、、と考えていた2007年の夏、携帯に電話が入りました。

3件目の本郷の物件を私に売った不動産業者でした。

「売った者として、村兵衛さんが確定申告をきちんとやっているか心配になりました。一度、一緒に計算しませんか?」

勿論、物件の売込みだということはわかるのですが、「確定申告」という言葉にちょっと惹かれました。

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