「ハッピー&リッチ アパート経営フェスタ」に行ったときに購入した、リクルート編集の資料「第5回首都圏賃貸住宅市場における入居ニーズと意識調査2009」を読み直しました。計1031件中一人暮らしが711件と、ワンルームマンション入居者のニーズを探るのには良い本です。
この2年で入居者の意識はだいぶ変わったように感じるのですが、2009年の調査でも既に感じられるのは、「設備より賃料」の傾向です。2011年では、この意識はさらに強くなっているでしょう。
2009年の時点では、初期費用が安いことと毎月家賃が安いことの間で、どちらが優先されるかという傾向は見られませんでした。2011年、初期費用が安いことが優先されるのではないかと予想しています。
一人暮らしの男性も女性も、1番:備え付けエアコン、2番:バストイレ別の順に必要としています。その後、多少の違いはありますが、思ったより男性と女性も違いが見られませんでした。過去との比較で、防犯に関する意識が高くなっています。私は特に入居者の性別にこだわらないので、こういう共通したニーズにこたえるようにしていきたいと思います。
SUUMOはこういった調査を比較的こまめにするので、今後も気をつけて見ておこうと思います。