「村兵衛さん、原状回復は入居者が決まってから行います。今、原状回復しても、入居者が入るときには、また部屋が汚れてしまっているかもしれませんから。」
「いつ、入居者を入れるつもりですか!募集は、もうしているのでしょう!入居時にもう一度クリーニングが必要になるなら私がその費用を払ってもいいので、早く原状回復してクリーニングしてください。今、業者に連絡し、原状回復の日取りを決めてください。終わったら、私が確認します。」
新しい管理会社の人と中を調べているうちに携帯に電話があり、リフォームの日取りが決まりました。来週です。
本当に原状回復をして掃除をやるでしょうか?募集はかけてあるでしょうから、いつ見学者があるかわかりません。とりあえず、今日は私が掃しようと決めました。
新しい管理会社の人は、JRでなく違う路線の駅まで歩いて回りの様子を見る、と言いました。私は一緒に駅に向い、電車に乗り、電車の中で管理のひどさについて話し、池袋に着きました。
分かれてから、私は池袋で掃除用品と、安いレースのカーテンやスリッパを買いました。
部屋に戻って掃除。一晩ホテルに泊まって、次の日朝一番の電車で帰りました。
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この時、この管理会社の対応のひどかった理由がわかったのは、翌年の2月になってからでした。
原状回復は常識的に考えて退去時に行いますね。
ハウスクリーニングも入居されていた方へ請求されるのが当地では一般的です。
経年劣化は大家負担になりますが、明らかに入居されていた方の責任であれば補修も退去時の義務だと思うのですが。
ベアーさん、そうですよね。
東京では東京ルールがあるので、入居者が「できる限りきれいにした後」では、ハウスクリーニングを請求しづらいときもありますが、まあ、ベアーさんのところと同じ感じだと思います。
おかしくなっていたのは、管理会社でした。