富士電機の燃料電池は災害時稼動

富士電機の燃料電池を開発した方と、お話をする機会がありました。

燃料電池は「リン酸形」という方式で、エネファームとは少し異なったやり方だということです。

「エネファームより実績があり問題点も対処法も明らかになっている」とのことでした。

災害時の発電について尋ねると、この時は都市ガスではなく備え付けのLPガスを用いるのだそうです。

電気だけが供給されなくなる場合より、電気・都市ガスともに供給されなくなったときのことを考えての設計だったそうです。

燃料電池では、燃料のガスから水素を取り出してその水素を発電に使うのですが、都市ガスとLPガスとでは水素を取り出す時の装置が別でありコストはあがったが、「災害のときのサブの電源としての意味合いを持たせたかった」ということです。

今度の震災でも、LPガスで発電は続けられたそうです。

「その場で発電する機能を是非持たせたかったが、許可が下りるのは大変だった。」とのことでした。

やっとのこと、2007年に燃料電池として消防法認定第一号を取得したそうです。

今後、エネファームにも、災害時の対応が望まれますね。

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午後4時からUSTREAMで、「全国大家ネットワーク公開シンポジウム」を見ました。満室経営新聞のハートブレイン合資会社が運営をしていました。

ご苦労様です。

仕事をしながらだったので、失礼ながらそんなに気持ちが入っていたわけではありませんが、全部聞きました。

一部は、「地震の対処療法」についてで、あまり面白くないシンポジウムかと思ったのですが、二部はだんだんと面白くなってきました。

「個人で出来ることには限界があり、賃貸環境のシステム自体を変えなければならない」、と言う主張には説得力がありました。

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