「家主と地主」8月号Vol 37は、いい記事が多いです。

榎本 ゆかりさんの記事は、楽しかったのですが、他の記事も読み応えがありました。

前職の経験を生かした敏腕家主の新発想賃貸経営術」は、ちょっと気合の入りすぎた題名と思いますが、他業種を経験した人ならではの細かいノウハウが書かれています。大きな経営方針とともに、実務的なノウハウは重要ですからね。

このごろの、「家主と地主」には、こういったノウハウがたくさん示されているので、私には勉強になります。

家主と地主でも、「人気急上昇のシェアハウス 気になるデザイン性」などという記事を7ページにもわたって書いています。写真入で、面白いです。一般的になってくると、「シェアハウス」というだけで売り出すのは難しくなりますね。

私はシェアハウスは面倒くさいしやりたいと思わないのですが、個人の力量・性格が直接現れる面白い分野と思います。

全国横断 家主座談会」の今月の出席者は、福岡からの4人の大家さんでした。地域地域の様子が見えると言うことで面白い企画なのですが、「どこもあんまり違わなく大変だな」、という印象でおわってしまうこともあるので、地域特有の経営の面白さが もっと出ると良いと思います。特殊性を打ち出したほうが良いと思います。

震災直前には、この座談会で仙台の大家さんが集まっていて、「その後どうなったのかな」と気になっていました。この人たちではないのですが、「家主として何を考え、体験したのか 東日本大震災 発生後の取り組み」では、東北地方の家主さん達の個人的な事例が取り上げられています。取材をするのもされるのも大変だったと思います。私に直接参考になると言うよりも、出版社としての気概を感じました。

定期借家契約の記事が2つありました。定期借家契約は着実に広がっているようです。面倒くさいことはやりたくないと不動産会社に嫌がられた経験があるのですが、定期借家契約は、時代の流れのようです。

「不動産オーナーの哲学」では、赤井 誠さんが取り上げられていました。「あかちゃん」には丁寧なコメントをいただいたことがあり、この記事を読んでも入居者に対するきめ細かなサービスをなさっていることが分かります。こういう経営は、やりがいがあると思いました。

総じて私に役に立つ記事が多かったです。

ところでいつも思っているのですが、「千葉 明の株式投資一本勝負」と「株式投資 注目銘柄研究」は誰のため、何のための記事でしょう?やめればいいのに。「ビジネスチャンス」がらみなのでしょうか?

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