「ハイブリッド不動産投資法」読みました

HOME’S不動産投資フェアで頂いた、大木 弘道さんの書かれた「ハイブリッド不動産投資法」を読みました。

自分の会社で扱っている「中古ファミリーマンション」を勧めるための本なのですが、なかなか面白いところもありました。本の前段で、「この投資法はここが良くここが悪い」、と一つずつ解説するのですが、これがなかなか理解しやすいです。例えば、「新築ワンルームマンション編」では、「節税」も「年金代わり」も机上の空論、と題して、一つ一つの事例について検証を進めています。

  • お金を借りられるが、それは意味のあることなのか?
  • 節税は、どのようなからくりを持って、結局出来るのか出来ないのか?
  • 30年経ったマンションで年金対策は本当に可能となるのか?

を、愚直に問い、その意味のなさを論述します。「新築ワンルームマンション」の問題点を、きちんきちんと丁寧に述べた本を、私は初めて読みました。

どの著者だって結果は同じで「新築ワンルームマンションは、話にならない」なのですが、普通は、「考えるまでもなくダメ」「書くだけ恥ずかしい」「オレだって、素人じゃないんだから」「わかるでしょ?」と、こんなにきちんと書きません。

「アパート、一棟物件編」「中古ワンルームマンション編」「資産形成編」、、、、、、と、なかなかまじめに書いていきます。

著者の大木さんは、「だから、『中古ファミリーマンション投資』をしなさい!(そしてうちから買いなさい)」ともっていきたいのですが、ここのところが弱いんですね。実際、「新築ワンルームマンション投資」以外であれば、がんばって儲けられる方法はあるのだから、この論理展開が弱くなるのは当然です。

前半でしっかりとした文章を書きながら、後半で「中古ファミリーマンション投資」に読者を引き寄せていくやり方は、実のところ感情に訴えるものとなります。この作戦は、うまく行くでしょうか?

最後には、自社の宣伝で終わります。

あざといと言えばあざといのですが、個々の分析には「なるほど」と思うこともありました。

確かに、「中古ファミリーマンション投資」の面白さも分かりました。

ただし、「ハイブリッド不動産投資法」という題名は、本当に人目を引くだけの題名で、つまりは「中古ファミリーマンション投資」のことなのですが、ちょっと情けない題名のつけ方だと思いました。

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「ハイブリッド不動産投資法」読みました への2件のフィードバック

  1. たろう のコメント:

    中古ファミリーマンション、儲かるんですか?

    なんだかさいきんは、シングルのほうがいいかも

    と、もはやふらふらしてます

    だはは

    • 村兵衛 のコメント:

      たろうさん、本を読んで中古ファミリーマンションにいいところがあることは分かりましたが、最後の詰めが甘くて、本当に儲かるのか説得力がありませんでした。
      私はたろうさんのことを考えていて、たろうさんに聞きたいと思っていましたよ。

      どれもやり方によっては儲かると思うので、「よく特徴を知って」ということで、なんとなくしめるのでしょうか?
      ワンルームのカキッとした良さは、私も感じています。

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