「満室経営新聞」は、無料の新聞だというのに、毎月高いレベルを保っています。私もありがたく購読させていただいています。
私が、「これはダメだ、読むのをやめよう」と思ったのは、ちょうと1年前の2011年4月25日発行の号を読んだときです。震災の後、初めての発行にもかかわらず、トップの記事が「1周年記念 スペシャル対談 発行人 vs 編集長」だったのです。
新聞なら、うちわの記事はやめて、何でも良いから震災関係をトップにもって来るべきでしょう。対談なら、発行人と編集長が、震災について語り合っても良かったと思います。
けいすけ 早いもので、この「満室経営新聞」も2年目に
なります。短いですが、歴史を振り返っていき
たいと(笑)
そもそも新聞の創刊のきっかけは何だったので
すか。
震災後の編集長の第一声が、これかよ。
二人でだべって、震災のことはつけたしでした。
けいすけ この対談記事は4月号の配信なんですけれど
も。地震があった直後ということで。震災につ
いて、家を扱っている大家さんとしても影響は
少なくないと思うんですが。どのように考えて
いますか。
のんきだなぁ、「影響は少なくないと思うんですが。どのように考えていますか。」って、ひとごとのように。
救われたと思ったのは、連載をしている、ふりーまんぱぱさん、石渡 浩さん、丸山 朋子さんの3人が、震災に即した被害者のための具体的対応を、短かっただろう執筆時間の中、まとめられていたことです。
特に、石渡 浩さんの記事は、「所有物件被災による優遇融資などについて」という題名で具体的な費用の問題を扱い、最後には「被災者移住向け賃貸住宅提供事業」についても説明するという、編集長がやるべき仕事を短いページの中にまとめて、すばらしいものでした。
「ああ、無料とはいえ公共の媒体だということを意識している人もいる」と安心しました。
この号の発行後何ヶ月かして、編集長である寺尾 恵介さんは、震災に関しての特集を組んだり、震災について講演したりして努力されているのですが、この号のイメージが残っていて、「つけたしだろう」という気持ちが抜けません。
用意していた新聞記事が発行できなくたっていいじゃないですか。重要な情報だけ載せた号外を出したって、良かったじゃないですか。
そんなに形式を守るのが大事なのかなぁ(それでいて、自分の発言のチェックもしないのに)。
そんなことを思い出しました。
そんなことがあっても、「満室経営新聞」を読ませ続けていただいていたのは、この時のふりーまんぱぱさん、石渡 浩さん、丸山 朋子さんの記事があったからです。
その後、面白くない記事もあったとはいえ、一定のレベルは保っており、「この時、購読をやめなくて良かったな」と思います。
編集長 寺尾 恵介様を初めとし編集部のご努力に敬意を表しますとともに、今後もますますのご活躍をお祈りいたします。
満室新聞は
ゴッドおぶヤヌジヌのぜんちんさん的ポジションを狙っているんですかね?
有料会員が増えれば安泰みたいな。(ぺーぱー代もかからない、送料もかからない)
本家のいろいろな誌は基本、企業を相手にしているから、一回購読がはじまると、ずっと解約せずにつながるとか聞きかじりました。(うまいもんですね)
個人は厳しいですけど、そこの判断は
たろうさん、私は、けーちゃんは、プレミアム購読料を大きな収入源にしようと考えて、しかし思ったよりうまく行っていないのだと思います。
満室経営新聞はざっくり言うと、
収入: プレミアム購読料+その他収入(広告・タイアップ等)
支出: 人件費・取材費・執筆費+その他支出(広告費等)
プレミアム購読料=1980円 x(満室経営新聞読者数xa%)
a%は満室経営新聞の読者のうちプレミアムを購読する割合で、満室経営新聞の質が良かったり、プレミアムへの導入が上手だったりとするとあがります。
また、満室経営新聞に関するその他収入を増やそうとしたり、人件費・取材費・執筆費を減らそうとしたりすると、質が下がるのでa%も下がります。
以下、完全な想像です。
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「満室経営新聞の質は少しずつ落とすが、購読者数はそれ以上に増える」、という見通しをもっていたのだと思います。
ところが、質が落ちるに従いa%は低下するのですが、購読者数はそれほど増えません。
けーちゃんは、とにかく満室経営新聞読者数を増やそうと、1件300円のアフィリエイトをうちます。
それでも講読者数は思うように増えないのに、せっかく増えた購読者自体の意識が高くないので、a%も減ります。一方、その他支出は増えました。
「うまくない」と思ったけーちゃんはやる気をなくしていきます。
a%が小さくなるのがわかっていても、その他収入を増やすために、武者修行で失敗した「不動産投資専門空室対策コンサルタント」に連載を始めさせたりします。
やる気がないので自ら新聞の内容のチェックを怠り、これは、a%をさらに落とすことになるでしょう。
「新聞は信用にかかわるから、フェスタみたいにやめることは出来ない。損をしないラインを狙って続けよう」
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けーちゃんの大変なところは、マーケティングの知識はあるのに「売り」あるいは「売るための強い商品」がないところだと思います。
いろいろ売っていますが、「これを買うならけーちゃんから」というのがないでしょう。物件そのもの、インスペクション、講習会、情報商材、コンサルタント、、、。
それで、見込み購入者リストなど膨大なものがあるのに、上手に、教育→販売 という道筋をつけることが出来ないのだと想像します。
以上、まったく根拠はありません。
新聞を売るためのフレームワークは①記事の質②販路③値段の3つでしょうか?
②と③は問題ないと思います。
やはりPOINTは①に集約されるのでしょうね。
で、その①ですが、ご指摘の通り一定のクオリティは維持しているものの、メインの新聞購読者層である一定レベルの不動産経験者(←想像)には、内容がもの足りないのではないでしょうか?
例えば、プレミアを買えば、より詳しく役に立つ情報が得られると感じさせる何かがあれば、この値段なら買おうと考える方もいらっしゃると思います。
例えば、振動ドリルなしでコンクリートブロックに穴を開ける方法でインパクトやタガネを使う方法と実例、ケイカル板にシーラーを塗るのはクロスの端だけでOKとか、中落合徒歩5分圏内の空室率とその共通点と攻略方法(どこの仲介が強いか・部屋の特徴)等々
個人的な好みですが、この内容の記事なら私もプレミアを買います!
村兵衛さんに聞くと何でも丁寧に分析して貰えるので、ついつい聞いてしまいます。
反省です。(><)
1Rと地方木造一棟さん、いつもありがとうございます。
コメントがスパムフォルダに入っていて、お返事遅れて申し訳ございませんでした。
満室経営新聞のクオリティをよりいっそう高め、さらにプレミアムの内容を読者ニーズに合わせながら広告するというお考え、その通りであろうと思います。
想像でしかないのですが、「けーちゃんブランドを過信したのではないか」と考えることもあります。
「けーちゃんが編集長なんだから購入しよう」と思ってくれる読者の割合(a%)を、大きめに見積もったのではないか、と。
プレミアムの購読者がどれぐらいいるのか分からないのですが、収入が十分にあればそれを満室経営新聞の編集に回し、クオリティをさらに高めてプレミアムへの購読を促す、というサイクルが確立出来たはずなのですが、どうもそうなっていないように感じます。まあ、想像だけなのですが。
これからも、貴重なコメント、よろしくお願いいたします。
売りがない。。。てことは!!
ヒアーズ(あってます?)は今後ゴッドアイテムを作りはじめますか?
コンサル開始です、ワレワレ
あはは
素人大家さん業界って、パイが少なそうに思えますが、じっさいのところどうなんでしょね?
本家、ヤヌジヌさんは法人相手の新聞をたくさん出していますが(ミーのいる水道やさんも、1誌購読しています)個人と法人てコスト意識ぜんぜん違うとオモワレ、それと素人大家さんブログを読むと、ミーに負けず劣らずのせこい人が多くて大変なんじゃないかなと。
ヒアーズ(重ねてあってます?)のアフィリエート300円対しょぼくれんゴッドアイテム無差別配布の勝負ですわー
あ、
大阪配布ぶんがとどこおってます。
さっこん、しょぼくれファクトリーの従業員が言う事きいてくれません。
もう、まわる寿司じゃダメかも。(なんのこっちゃ)
たろうさん、私が思うにけーちゃんは形式の人で、「形作って魂入れず」みたいなことを平気でします。
ただ、形を作るのはとても上手でいろいろな枠を作るので、それぞれから収入は十分に入っていると思います。
ゴッドアイテムは、けーちゃんには作れないと思います。魂を入れられないので。
たろうさんのような、意味はなくても魂だけは提供(押し付け?)することが出来ると、個人もついてくると思うのですが。
そうは言っても、けーちゃんは上昇志向・思考・嗜好が強いので、このまま御用聞きのままでは終わらないと思います。
可能性は小さくなっていますが、素人大家業界の天下を取る可能性があるのは、けーちゃんだと思います。
まあ、私には関係ないことなのですが。