この記事はフィクションです。
私は、1年ぶりに、立派な人にメールを出しました。
「本当にお世話になり、感謝しています。裁判がうまく行かなくて大変残念ですが、判決を受け、けじめをつけるのが良いのではないかと私は思います」
「判決を受けると、今後、訴訟を起こす人は、その判決に縛られます。他の被害者が勝訴する可能性を低めたくないです」
「どうせ、訴訟を起こそうと考えている人など、他にはいません。いたとしても、今以上の証拠が集められないのであれば、この訴えの取下げにかかわらず、結局、敗訴するでしょう。もし、今後、別の裁判があるとしても、きちんとこの裁判の記録を残したほうが、戦略も立てやすいと思います。第一、この裁判の意味は、判決を受けなければ公に伝わりません。負けるなら、堂々と負けましょう」
どうも、判決を受けたいと願うのは、他の「被害者の会」メンバーにはいないようでした。
「村兵衛さん、本当は、私も同じ気持ちなんです」
判決を受けたくても、訴訟を皆で取下げる必要が何かあるということでしょう。立派な人は、結局、自分の望む結末を捨てる決心をしたということです。
理由は述べられませんでした。
尋ねもしませんでした。
「分かりました。訴訟の取下げに同意します」
裁判は、終わったんです。
先月解約予告があった部屋ですが、今週退去が終わり、今原状回復工事中です。
古い建物なので、原状回復以外にベランダの防水塗装をしたりテレビドアホンをつけたりもするのですが、35平米程度の部屋で工事費は30万超になりそうです。壊れた給湯器の支払いも入れると40万超です。
ぼちぼち問い合わせも入っているので、早めに決まってくれる事を祈るばかりです。
零細オーナーさん、なかなか大変ですね。
区分は、やることもやれることも少なく、零細オーナーさんのように、建物に手を入れて経営を進めていらっしゃる方に、大変だと分かっていながらあこがれる気持ちがあります。
それにしても、原状回復中で問い合わせも入っているとは、文句なしじゃないですか!
ご検討をお祈りいたします。どうぞまた、進展を教えてください。
励ましのお言葉ありがとうございます。
問い合わせがあると言っても、原状回復も終わらないうちになんとかなる訳ではないのですが、募集条件は間違っていないのかなとは思ってます。
原状回復で使うドアホン、シャワートイレ、照明器具などは施主支給なので、今現地に置いてきたところです。
セルフリフォームは絶対やりせませんが、ネットで買い物したり、近くのホームセンターで買ったりする位なら大して手間も掛からないので、この程度の事はしてます。
空室があるうちは週に一回は現地に行って、内見で印象が悪くなるような事がないか確認するつもりなのですが、やはり面倒なので早く決まって欲しいです。
だらだらと失礼しました。
また何かあればご報告させていただきます。
零細オーナーさん、様子を教えていただき、ありがとうございます。
長いコメント、大歓迎です。
私は、カーテンやスリッパを置いたり、小物でデコレーションすることで、「この部屋を気にかけている」という感じを出そうとします。
投資用ワンルームは、マンション内ではどこも似たり寄ったりですので、お金をかけずに「ちょっといい感じ」になることを目指しています。
そうすると、女性の入居者が多くなり、手もかからなくなって来ています。
また、様子を教えていただけたら、うれしく思います。