妙蓮寺のマンションの管理会社を変えたくていろいろ調べているうちに、この管理会社がどうしてダメなのか分かってきました。
この管理会社はワンルームマンションデベロッパーの子会社です。もっとも、私が妙蓮寺の区分を購入したのは、この親会社からではありませんでした。妙蓮寺のマンションを販売した会社は立ち上がったばかりで、とりあえず売るだけ売って初期資金を得て、管理は今の会社に任せたのです。
デベロッパー子会社としてのこの管理会社のやり方ですが、まず、新築時の委託管理費と修繕積立金を極力安くします。そうすることにより、親会社が販売する時に利回りを高く見せるのです。修繕積立金は月1,200円ですが、これでやっていけるわけがありません。
しかし、数年間は、「オーナー様」たちはいい気持ちでいられます。
当然、5年後ぐらいに修繕積立金の値上げを始めます。その後、7倍位にはしなければいけないでしょう。
たまった修繕積立金を大規模修繕で回収しようと努力するのはどこの管理会社でも同じで、この管理会社も大規模修繕で積立金を吐き出させて自社の利益にするのです。
さて、この管理会社は委託管理費を安く抑えるために、一人の担当に多くのマンションを管理させます。私の担当者からは、「30棟のマンションを管理している」と聞きました。
親会社の建てた投資用ワンルームマンションであれば、作りもほぼ同じでやることも決まっているでしょうし、理事会もなく印鑑も管理会社が保有、というところが多数でしょう。一人でマンション30棟「管理」は十分可能と思います。
しかしながら、私のように「オーナー様」でなくなった「理事長様」が、「電話をやめてインターネットで警備会社に連絡するようにしろ」とか、「電気料金の削減に協力しろ」とか少しでも規格外のことを言い出すと、経験がなくて適切な行動ができないだけでなく、30棟の「管理」の時間がなくなってしまうのです。
>>ちなみに原因を分解していくとボトルネックは何処にあるのでしょうか?
>>①担当者でしょうか?②会社の体質でしょうか?
と聞かれた時に、「担当者だ」と答えたのですが、どうも会社の構造が問題のようです。
たろうさんにも、
>>うるさい組合にはエースフロントを!
とアドバイスをいただきましたが、このような会社の構造でエースフロントに期待できるか分かりません。
小さなことを改善するにもとても時間がかかるし、担当とは話していても得ることがなくつまらないです。どの時点で管理会社を変えるのがよいのか、思案中です。