榎本ゆかりさんの異能力は、使用法を間違うと本当につまらなく、くだらなく、だらしなくなります。
「古い、バス便立地、部屋が狭いなどの弱点を克服 悪条件物件の入居者獲得法」という、「家主と地主」Vol. 43の特集が、その良い例だと思います。
同じ号の「榎本ゆかりの一刀両断」で、
以前と比較した傾向だけであり、まったく新しい動きなどは見えてこない。
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こういう少数派の回答理由をさらに突っ込むことで、「1階は絶対埋まらない」という呪縛を解く新たなヒントが得られる。1階のメリットについては、言われれば「なるほど」と思うが、意外に気づかないもの。その点については、貸主側だけでなく入居者だって同じだ。
いつまでも「古い常識」にとらわれず、別の角度から探る事も大事ではないか。
と、榎本さんらしく、家主も入居者も当然のように見下しながら、でもいいことを述べましたが、この特集ではそれがまったく活かされていません。それどころか、真逆の論理展開がされています。
- バス便でも決まるモデルルーム化戦略
- 古くても費用をかけずに決まる改装OK物件
- 狭くても決まる家主の徹底管理術
本当にダメです。
昨日、郵便でやぬじぬ届いたんです。やぬじぬ。
そしたらなんか表紙の字がめちゃくちゃいっぱいでちかちかするんです。
で、よく見たらなんか表紙に、「古い、バス便立地、部屋が狭いなどの弱点を克服 悪条件物件の入居者獲得法」、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、記事の題名に34文字も使うんじゃねーよ、ボケが。
15字以内だよ、15字。
なんか賃貸住宅フェアとかやってるし。スタッフ8人で楽しくやぬじぬか。おめでてーな。
よーしママ特集組んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、600円やるからその席空けろと。
編集ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと特集ページ開いたかと思ったら、編集の奴が、「ドレスアップをIKEAで」、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、IKEAなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、IKEAで、だ。
お前は本当にIKEAを入れたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、IKEAって言いたいだけちゃうんかと。
やぬじぬ通の俺から言わせてもらえば今、やぬじぬ通の間での最新流行はやっぱり、
千葉 明、これだね。
千葉抜きとら抜き。これが通の頼み方。
千葉 明ってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。
で、それにとら抜きでトラブル解消。これ最強。
しかしこれを頼むと次から亀岡にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、ケサラン・パサランでも読んでなさいってこった。
この流れで記事にするべきは、「でも決まる」ではなく、
- バス便だから決まる
- 古いから決まる
- 狭いから決まる
物件でしかありえません。それが出来ないなら、榎本さんは、こんな特集はやめるべきでしょう。
バス便とIKEAとどこが関係あるんでしょう。本当に、ただIKEAと言いたかっただけだと思います。いつまで「古い常識」にとらわれているのかと、小一時間問い詰めたいです。
自分の言動に対する責任感がまったく感じられません。榎本さんには、自分の異能力を理解し、きちんと使用して欲しいと思いました。
榎本ゆかりさんの一層のご検討をお祈りいたします。
IKEAについてのコメント、ありがとうございました。
ターゲット次第、なるほどと思いました。
私の場合、ファミリーの住み替え狙いなので、興味が持てないのかもしれませんね。
この記事も香ばしいですね。名作です。
>バス便だから決まる
>古いから決まる
>狭いから決まる
この記事読んだときに感じた違和感を、村兵衛さんがやさしく説明してくれてスッキリしました。
そうですよね、この流れなら、1階のメリットにスポットを当てるように、
バス便のメリット
古い物件のメリット
狭い物件のメリット
を活かして客付けした成功例を挙げないとダメですよね。
家賃が安いこと以外、私には全く思いつきませんが。
零細オーナーさん、コメントをありがとうございます。
榎本さんは、「その点については、貸主側だけでなく入居者だって同じだ」と神の視点で話すのですから、零細オーナーさんご指摘のように読者だって気づかなかった
バス便のメリット
古い物件のメリット
狭い物件のメリット
を活かした成功例を、編集長として示さなければ、話になりません。
ごく自然に書かれているので、多分、誰に指摘されることもなくのびのび文章を書き続けているのだと思います。私のようないやみは、まったく感じられません。
ミニコミだから許される事例だと、榎本さんの文章は、面白く、興味深く拝読しています。
零細オーナーさんにも「家主と地主」の感想をいただけて、感謝しています。
考えて見るとメリットとデメリットは表裏一体で、良い面も沢山ある事に気がつきました。
神の目線で両面から書いてみました。
【バス便のメリット】
その町で生活が完結する人は電車よりバスの方が便利
具体的には図書館前や市民病院前にバスで行ける立地
駐車スペースが確保し易い。
【古い物件のメリット】
気楽に住める。
改造に躊躇が必要ない。
なによりDIYのスキルが格段にUPできる。(←本当はしたくないがお金がないため已む無しです、現在UBの塩ビ鋼板の膨れた下の錆た鋼板を取り除き、ポリパテで埋めグラインダーで削り、バロアのカッティングシートを貼れるところまで無駄にスキルUPしてます←多分傍から見たら馬鹿だと思います)
【狭い物件のメリット】
掃除が楽、光熱費が安い。
原状回復費が安く済む
1Rと地方木造一棟さん、まさに、そうやって考えてから記事を作るべきだと思います。
私が「家主と地主」の編集部に考えてもらいたかったことを、そのまま実現していただきました。1Rと地方木造一棟さんは、マーケッターですね!
これらをメリットとして入居者獲得に結び付けている事例を、小さくてもいいから掲載することが、いつまでも「古い常識」にとらわれず、別の角度から探る事なのだと思います。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
榎本さんは、他の記事を作らせてから、最後に「一刀両断」を書いたのかもしれませんが、記事との整合性がこれだけ取れなければ、読者は勿論、がんばって来た編集者に対しても失礼だと思います。
そうはいえ、榎本さんがいると、こうやっていろいろ考えられるので、私は榎本さんが編集長でよいと思います。おもちゃでいることを、榎本さん自身がどう考えるかは、分かりません。
それにしても、1Rと地方木造一棟さん、このスキルは、いわゆるDIYを超えているじゃないですか!私には、想像も出来ない世界に入りましたね!私がこういう物件を購入していたら、すぐつぶれていました。
どうぞ、また、いろいろ教えてください。
今回の一刀両断は良かったと思います。
まあ、誰でも知っている4PのProductとPriceを長ったらしく書いただけですが。
隔月「一刀両断」を読むのが楽しみになってしまいました・・・
1Rと地方木造一棟さん、コメントありがとうございます。
遊びに出かけていて、「家主と地主」、まだ読んでいませんでした。明日にでも読もうと思います。
榎本さんは面白い視点を持っていますし、編集長自ら堂々と意見を述べるのは立派だと思います。榎本さんの記事に悪口を言うことはあっても、榎本さん自身は編集長でいいと思っています。
「一刀両断」も「家主と地主」自体も、いらいらする構成の時があるのですが、結局、私には購読する価値のある内容になっています。
私とは対象の見方が違っているのだろうと思います。そこが面白いです。