私は、今後しばらく(20年ぐらい、ひょっとしたら、今世紀ぐらい)は、日本は天然ガス中心でやっていくのが良いだろうと思っています。政府が早いうちにそう決断することを望んでいます。
二酸化炭素を減らす約束は達成できないけれども、「地震があったので」といえば、どの国も分かってくれるだろうし、化石資源の有効利用を進めれば、地球規模ではエネルギー削減に繋がりますからね。
日本では2011年にはLNGの輸入が12%増えたそうで、輸入単価も22.6%上昇したそうです。
しかし、シェールガスという新たな資源が生まれています。シェールガス利用の先陣をきったアメリカでは、LNGを2016年から輸出する計画だそうで、そうすると、日本もだいぶ助かるでしょう。世界のガス価格も下がり、ガス利用は、世界で加速されると想像します。
ということで、「ガスエネルギー新聞」というのを取り寄せてみました。
8月8日の記事によると、2017年から、大阪ガスがはじめて市場価格準拠方式で、アメリカからLNGを調達するそうです。これは、ガスの価格を大きく下げる一歩となりますね。それも、20年の長期契約だそうです。週刊東洋経済には、説明されていなかったやり方です。つまりは、少なくても数十年の生産を見込んでいるということですね。
2011年のLNGガス輸入量は7,853万トンで、大阪ガスは年220万トンずつ引き取るそうですが、これが大阪ガスで終わると思えません。
とすると、私は電力会社からの直接的な電気を購入するのと並行して、エネファームを利用してガスから電気とお湯を作ることが、思ったよりも早く広まるかもしれないと想像するようになりました。
それで、「分散型エネルギー新聞」というのも取り寄せてみました。