「これについては、『弊社が税理士と相談して税務署に書類を提出する』ということではいかがでしょうか?村兵衛さんの下書きを見て、開業届けも青色申告も、こちらで全て準備します。」
「そうおっしゃっても、もし、65万円の控除が通らなかったらどうするんですか?」
「来年(2008年)はじめの確定申告には、もう間に合いません。もし、再来年の確定申告(2009年)時に、万が一の青色申告の65万円の特別控除が認められていなかった場合には、3年後(2010年)に弊社が同額で買いとるというのはどうでしょう?」
これには、気持ちがどーんと揺れました。
私は、節税を進めることを切望していました。でも、別事業を開業する以外のやり方がわからなく(そして、「事業なんてとんでもない」と初めから考慮に入れていませんでしたので)、手詰まり感を感じていました。
「村兵衛さん、それに、これからの毎年の青色申告は、弊社の税理士にやらせてください。村兵衛さんは、レシートだけ用意しておいてください。必要な場合は、税理士と相談しながら申告を進めてください。」
また、気持ちがどーんと揺れました。私は、確定申告の計算は自分でできるようにはなっていましたが、ワンルームマンション経営を知る税金の専門家に相談しかったんです。
気持ちは揺れましたが、頭に冷静な部分は残っていました。
- この購入は、節税を考慮に入れて、インカムゲインが改善するか。キャピタルゲインはどうか。
- 立地・建物はどうか。
- 契約はきちんとできるか。
- この会社は信用できるか。
「わかりました。考えて、また私から連絡します。」
電話を切ったときの気持ちは覚えていません。ボーっとしたのだと思います。
持ち出しありとのことでしたが、確定申告上は黒字申告なのですか?
自分が赤字申告したときには控除も受けられなかったので、ちょっと気になりました。
ベアーさん、お返事をお返ししたつもりだったのですが、なぜかアップロードされていなくて、申し訳ございませんでした。
必要経費となる金額を丁寧に積算すると、かなりの赤字になってしまいます。
私にとって、還付は収入源のひとつです。