「振込みが遅れるという条件を飲んで、VESTAに頑張ってもらうことは、無理ですかね」
「村兵衛さん、それは、大変危険だと思います」
「分かりました。では、私はまた回収の作業を行います」
「村兵衛さんは東京にお住まいではないので、入居者Hさんと直接会って話すのは難しいでしょう。家主さんから連絡を取る必要もありますので、Hさんに手紙やメールをお願いいたします。
我々は、直接、部屋まで行って、Hさんと話をします」
「それで、Hさんは、どれぐらい滞納をしているようなのですか?」
「VESTAに確かめたところ、2ヶ月だそうです」
滞納が解決したと思ったら、そのまま滞納に入ったのですね!!
「村兵衛さん、2か月分の滞納は、VESTAが自分たちの口座に振り込むよう、入居者に伝えています。それ以降の家賃は、我々『管理会社C』の口座に振り込むよう、村兵衛さんはHさんに伝えてください。間違ってVESTAの口座に入れてしまっては、VESTAからは我々に振り込まれないかもしれません」
「分かりました」
「現在までの2ヶ月の滞納はVESTAに回収させるとして、我々は、今後の滞納を起こさせないようにしましょう」
つまり、VESTAはVESTAで回収をさせながら、我々は今後の家賃をきっちり取るということです。
入居者にとっては厳しい状況でしょう。でも、VESTAと私にとっても、家賃の取り合いになるのです。
状況は急転しました。毎日、滞納のことを考える毎日が、また訪れました。
村兵衛さん滞納でご苦労なさっていらっしゃるんですねえ。。
うちは新築した建設会社が管理をやっていて、おまけに保証会社まで作っている。とても勢いがある業績が伸びている会社ですから、今は全く心配いりませんが、将来的にはいろいろな可能性があるのですね。。。厳しい参考になります。。
母ウッチーさん、「とても勢いがある業績が伸びている会社」というのが、私も重要だと思います。
建設会社が管理・保証までやるというのは、うまくいっている時には、一番いいと思います。
全ての管理会社を、私は疑ってみています。
駄目になったときは、何でもします。
資金繰りに困ってるVESTAが回収したら、逆に村兵衛さんのところにお金が入ってこなくなるような気がするのですが、、、。
VESTAが回収した分は入居者からは取れなくなるし、、、。
どうなったのでしょうか?続きが楽しみです。
零細オーナーさん、既に2か月の滞納家賃を、VESTAは入居者に代わって立て替えていました(私は受け取り済み)。VESTAが入居者から回収するのは、この立て替え分です。
鬼になって、入居者に対応したらしいです。
それ以降の分は、VESTAに頼みませんでした。また、家賃保証会社なしに逆戻りです。
保証会社からは振込があったのですね。私のミスリードでした。鬼の回収方法ってどんなことしたのでしょうね?
あと今日和合さんの本を読み終わりました。ちゃんとした不動産屋さんがちゃんとしたこと書いてる、というのが率直な感想です。私自身の考え方にも近いなと思いました。(偉そうにすいません)
でもケーススタディの登場人物がほとんど資産家なので、読んてで面白くはないですよね。そりゃ現金がふんだんにあればいい物件買えるでしょ、って零細オーナーは言いたくなりましたが。
不動産投資の基本的な考え方が書いてある、いい本だと思います。
零細オーナーさん、保証会社はひと昔のサラ金の取立てのようなことをしたらしいです。「人間扱いされない。あそこに回収をさせるのは、どうかやめて欲しい」と、管理会社は泣きつかれたそうです。
読後感教えていただき、ありがとうございました。
和合さんの本、私も一読したときは「関係ない。つまらない」と思いました。
先日読んだときは、じわっと勉強になり、良い本だと思いました。考え方がまとまった気がします。