「中古1Rマンション堅実投資法」読みました

私が不動産投資本で目を見開かされたと思った本は2冊あって、1冊目は金森 重樹さんの「1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法」、2冊目は芦沢 晃さんの「中古マンション投資の極意」でした。

たろうさんのブログで、芦沢さんの新刊が出たことを知ったので、注文して読みました。

題名は「16年間の経験&データによる 中古1Rマンション堅実投資法」で、出版社は筑摩書房からごま書房新社に変わりました。

堅実は、このごろの不動産投資キーワードですね。

私は16年間の動向を解析した、いわば論文的なものを期待していたのですが、ごま書房新社のフォーマットに沿った、前著を読んでいない人でも読みやすい形態になっていました。

これは、仕方がないことだと思います。売れなければ、書店も芦沢さんも困りますから。

前作で書かれていた物件のその後がこの本では書かれていて、大変興味深かったです。フルローンで購入した区分、借地権マンション、任意売却物件、レディースマンション、ホテル物件、築古物件、地方物件等々、2冊の本を開きながら対比させてみると、「なるほどなぁ」と思うことがありました。

16年間の空室率、家賃下落率、賃貸期間、決まるまでの内見者数、リフォーム費用等がデータとして提出されているので、シミュレーションされる方には貴重だと思います。

大変実用的な、他では手に入らない情報が得られる本です。

さて、現金買いを主とする芦沢さんの手法が今後も有効かどうかは、実は、タネ金が作れるかにかかっています。

1冊目では、芦沢さんは、タネ金を、

  • 貯金
  • 83~95年は利回り5%程度をめどに、国内金融商品
  • 95年以降は、海外投資

で、作ったと言っています。

2冊目では、

個人ビジネスとネットワーク

で、ガンバレとのことです。

これは、大変だぁ。つまり、不動産投資部分は堅実ですが、リスクをとってタネ金を作った後ということですね。

芦沢さんに倣うことは、今でも可能でしょうが、「堅実」にやろうとすると、かなりスピードが遅くなりますね。

だからといって、この本に意味のないことはないと思います。いいじゃないですか、お金儲けのやり方は時代時代で、そして何よりも、人によって変わります。

芦沢さんが中古ワンルームマンションを用いてどう投資をしてきたかと言う考え方は残りますし、貴重なデータも得られました。何か学んで、それを投資に生かして行くことは出来るでしょう。

私は凍死家なので、生かすすべもありませんが。

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「中古1Rマンション堅実投資法」読みました への8件のフィードバック

  1. 零細オーナー のコメント:

    不動産投資の本で種銭の作り方まで触れる必要あるのかなあ?金がないなら不動産投資なんかするな、って言ったら本にならないのかな?

    中古マンション投資の極意は、借り手が見つかりやすい場所の物件を安く買う、これでいかがでしょうか?取引量も豊富だから相場も掴みやすいですし、流動性も高いので投資対象として安心感があるのが一番いいところかと思います。

    もう借金はしないで、区分だけ現金で買い増すのがいいかな?と思うこともあります。

    • 村兵衛 のコメント:

      零細オーナーさん、この本は、「サラリーマンとしての現金買いの区分投資法について、実体験を元に書く」という内容なので、著者の芦沢さんはご自分のタネ金の作り方まであえて書いたのだと思います。
      ご自分の生活の変化にともなってどういう物件を購入したかなども書かれていて、「リアルな投資法」としての描写を大切にしたかったのだと想像します。例えば、2冊目ではお母様の介護のことなども触れていらっしゃいますが、方法論だけであれば、必要ないプライバシーです。

      中古マンション投資の極意は、零細オーナーさんのおっしゃるとおりであると思います。

      私も4件新築ワンルームマンションを購入し、「場所の重要さ」をひしひしと感じています。

  2. たろう のコメント:

    スピードは遅いですよね
    いつでも売れるあんしん感はゴッドです
    だから安くも買えません
    あたた

    • 村兵衛 のコメント:

      たろうさん、流動性の高いことは、都心の区分の大きな優位性だと思います。

      私は不動産投資なら、もっと流動性の高いREITにすればよかったと思います。
      まあ、それにしても、売込みがあっても土地勘のない九州、関西、中部、北海道の物件を購入しなかったのは、せめてもの救いです。

  3. 母ウッチー のコメント:

    今年もよろしくお願い申し上げます(ペコ)(あれ挨拶してたかな?笑)

    本日は書籍も読んでいずコメント難しいです。。しかし今年も村兵衛さんのスピリットの効いた(これ意味あってるかな。。。)記事を楽しみにしています。

    隠れとは言いませんが、ファンですのでどうぞよろしく!(照)

    • 村兵衛 のコメント:

      母ウッチーさん、こちらこそ、よろしくお願いいたします。

      母ウッチーさんのブログは、元気が出るだけでなく、具体的な数字や業者なども書かれていて、直接応用がきく、すばらしいブログだと思います。私は、ファンです。
      本やセミナーの感想なども、いつも、本質的をついていると思います。

      私のブログは、読んでも元気が出ないし役にも立たないのに、読んでくださって、本当にありがとうございます。

      今年も、反省日記を淡々と続けていこうと思います。

  4. 零細オーナー のコメント:

    ご説明ありがとうございます。お伺いした感じでは、この芦沢さんという方は誠実な方なんでしょうね。

    投資対象については、、、借金がある人はこれ以上買わない方がいいかな?とか思うのですが、目の前に餌が見えて、しかもお金貸してくれるとなればついつい手が出ますよねえ。

    風林火山で、山が一番難しいかも。不動産好きだって人は特に。

    また独り言ですいませんでした。

    • 村兵衛 のコメント:

      零細オーナーさん、私も芦沢さんは、誠実なかたではないかと思います。

      物件を買い増すのは、不動産という事業の性質上、一つの自然な道ではないかと思います。好きならば、やめることは難しいですよね。拡大をやめるのがよいのどうかも、私には分かりません。

      私も以前、「不動産の失敗は不動産で取り戻そう」と買い増しをしようと考えたときもありました。私は自分を失敗者だと思っていたのですが、ローンを返していただけで「堅実な事業」と見てもらえることがあるのに驚きました。

      でも、自分には事業者としての能力がないとあきらめ、凍死家を選びました。
      多分、正解だろうと思います。

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